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執筆者の写真Tamai Erika

『250㎞圏内とUnitoutの活動報告会2018-2019』を終えて

 『250㎞圏内とUnitoutの活動報告会2018-2019』、無事終了しました。

 「活動報告会」というものがなかなか珍しく、正直誰も来てくれないかも・・・と心配していましたが、用意したレジュメが全部なくなる、というありがたい状態でした。よかった。


 興味はあったけど行けなかった、という方もいらっしゃる(たぶん)と思いますので、ざっと当日について報告しますね。


 250㎞圏内さんは、劇団の活動のコンセプトや「失敗」をテーマに1年を振り返っての総括、Unitoutは1年を通してのUnitoutの創作についてと、他団体の制作のお手伝いなどのプラスアルファの活動についての報告を行いました。




 小嶋さんのお話の中で印象的だったのは、「演劇は「失敗」を許容するものだ」と何度もおっしゃったこと。「だからみんなもっと失敗について語ろう」とも。


 そのあと、それぞれの活動について質問しあったり、会場から意見を言っていただいたり。


 いくつか、質問されたことと答えを簡単に記していきますね。


 ●どうして愛媛と県外で公演するのですか

 自分たちのことをほぼ知らない人の前で芝居をすることも大切と思うから。私たちの(地方で活動していても)芝居が、どこでも面白がってもらえるものだと示したいから。新しい出会いがあるから。


 ●メンバーの年齢に幅があるけど、どうしていますか

 メンバー誰も、言われるまであんまり気にしてなかったです(笑)。


 ●いつも(常に)書いてるんですか

 いいえ。演出に集中してるときは書いてないです。

 ※ここで「作と演出、両方やってる人はたぶん、もうここからは演出のみに徹する、脚本家の自分は一先ず置く、と誓う瞬間があるんですよね」「えーぎりぎりまで直し続ける往生際の悪い人もいますよー」なんて話や、頭の中でプロット組んであとは落とすだけ、みたいな書き方するんで、書き始めたら早いんですけどそこまでが長いんです、つまり書いてない時間が長いです、みたいな話も。




 会場からは、社会人として仕事をしながら演劇をする場合の不安なこと、ペース配分や時間の使い方、土日が休みじゃないと難しい?などの意見や質問がありました。

 先に歩いてきたものとして、こそっといくつか言えることは、



1、味方を増やす。

2、落ち着いたら、なんて考え方は捨てて、まず動いてみる(落ち着くことなんてない。)。

3、早めに「あの人は演劇なんてやってる変な人」「あの人は用事があったら帰る人」と認識される。

4、仕事は能率よくちゃんとする。可能なときは人の仕事も手伝う。

 

くらいかなー。なんとかなります。なんとかした方が、人生楽しいし、豊かです。


 「面白かったのでまたやってください。」なんてありがたい感想もいただき、来年もまたやりましょう、その時はもっと参加団体が増えたらいいね、そして、他にもこんな風にいろんなことを話す場を待てたらいいね、なんて、帰り道、2劇団で話しました。


 いい夜でした。

 次の機会がありましたら、みなさま、ぜひお越しくださいませ。

 



 

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